筋肉の種類と効果的な運動
基礎代謝を上げ痩せやすい体質にするには、筋肉量を増やすと良いと前回お伝えしました。でも、筋肉を増やすのに抵抗のある女性もかなり多いことと思います。
筋肉を鍛えるとムキムキになる? 手足が太くなる? 筋肉は衰えると脂肪になる?そのような概念をお持ちの方は、今回しっかりとお読みになってくださいね。
さて、筋肉は大きく分けて2種類あることをご存知ですか?
これを〔速筋〕、〔遅筋〕というのですが、速筋とは読んで字のごとく速い動きのときに主に使われる筋肉、遅筋とは、持久力を伴うようなゆっくりした動きに使われる筋肉です。陸上の短距離の選手と、マラソンの選手の身体の違いを見れば分かり易いと思います。
マラソン選手は細~い人が多いですが、あれは決して筋肉が無いわけではなくて、遅筋が発達しているという事なんですね。
そう、遅筋は鍛えても太くなりにくく、速筋は鍛えると太くたくましくなる特徴があります。つまり、ダイエットの為に基礎代謝を上げるには、この遅筋を鍛えると良いのです。
では、具体的にどのように鍛えればいいのか?
主に遅筋を鍛えるには〔軽い負荷でゆっくりした運動〕が良いと言われています。ウォーキング・ジョギングやヨガ、太極拳などのような運動です。
最近、ウォーキングやジョギングをやられている方はよく見かけるようになりましたね。
ただ、ここでひとつ注意!! 皆さんよく陥りがちなのは、
『その運動によってカロリーを消費しようとしてしまうこと。』
もちろん間違いではないです。20分以上有酸素運動を続ければ脂肪が燃焼されやすくなる。これは正解です。
でも、よくよく考えてみて下さい。「・・・その運動、続けられますか?」
ダイエットでもっとも多い失敗例は【 続かない事 】なんです。
運動は、週に1回~3回、30分程度で大丈夫です。
その運動自体でカロリーを消費して痩せる事が目的ではありません。
太くならない筋肉〔遅筋〕を成長させ、基礎代謝を高めて徐々に痩せていくのが目的ですから筋肉を成長させる為に、しっかりと休息も必要です。一度運動をしたら、丸1日~1週間ぐらいは筋肉を休めましょう。
間違っても毎日はやらないで下さい。筋肉が消費されてしまい逆効果です。
恐らく、一所懸命運動して汗を流しても全然結果が出ないという方は、ここが原因だと思いますので筋肉と代謝の関係をしっかりと知っておいて下さいね。
とにかく、、続ける事がなにより大切ですので、絶対に無理は禁物ですよ。
さて、今回は遅筋と運動について書いてきましたが、次回ではさらに、この遅筋よりも優れた筋肉について書いていきたいと思います。
※ロズまりは確かな知識を持ってお客様に美と健康をお届けする、NPO認定ダイエットマスター取得のエステサロンです。
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